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  • kondo847

技術革新によるグローバリゼーション


200年前に蒸気機関の発明をきっかけに始まった技術革新と大量生産を背景として、大きな発展を遂げてきました。まず、産業革命をきっかけに起きたグローバリゼーションの第1段階では、西洋社会に電力の活用による大規模な変革がもたらされ、大幅なコスト削減と共有サービスが誕生しました。


この段階では、フォード自動車をはじめとする大手グローバル企業が急発展を遂げますが、第一次世界大戦によって突然失速することになります。第二のグローバリゼーションの波は、産業化を進める各国が拡張政策にを掲げることによって高まりを見せたものの、やはり第二次世界大戦をきっかけに減速してしまいました。


1950年代に入ると、大量生産と米国主導の国際秩序を基盤として、効率性に優れたグローバルなサプライチェーンが確立され、GDP(国内総生産)と国際的な貿易取引が飛躍的に拡大します。しかし、この成長も1970年代の石油危機によって、またもやブレーキがかかりました。その後、1990年代初頭に日本企業の急激な成長と破綻が見られたことは、記憶に新しいところです。


そして、私たちの目の前に広がる現在の世界では、ネットワークを介した相互接続の技術を背景としてグローバリゼーションが急速に進行しています。ここでは、さまざまな産業が効率化を競って追求するようになり、グローバリゼーションはこれまでにない新たな次元へと突入しています。

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